コーヒー好きに人気! バリスタとはどんな職業?

2019 年 7 月 22 日 | コラムTopics

バリスタは、カフェに欠かせないコーヒーの専門家です。コーヒーが好きな方に人気の職業となります。今回は、バリスタについての基本的な知識やなり方、あると役立つ資格などをご紹介します。

バリスタとは

現在では日本でも有名になったバリスタですが、元々はイタリア発祥の職業です。イタリアでは、「バール」という形態の店で働く方ことをバリスタと呼びます。バールとは、カフェと居酒屋が組み合わさったようなお店です。昼間はカフェ、夜はお酒を提供するバーとして経営している店が多いようです。

イタリアのバールで働くバリスタは、カウンター越しにコーヒーやお酒などを提供します。ドリンク以外にフードやデザートなども作れる店員は、バリスタではなく「バールマン」と呼ばれます。ただ、この呼び分けは明確にされているわけではないようです。

バリスタもバールマンも、お客さまの注文を聞いて商品を提供しなければいけません。食事や飲み物を作る以外に、接客技術も必要になります。

日本でバリスタが働く場所は主にカフェやレストランです。就職の際は、コーヒーに関する知識や美味しいコーヒーを淹れる技術が必須となります。バリスタとして修業を積んだあと、独立して自分のお店を持つ方もいます。そういった方は、バリスタとしての知識以外に、経営者としての知識も必要です。

バリスタになるには

バリスタになる方法はさまざまです。ひとつは、プロのバリスタの下で修業することです。バリスタのいるカフェやコーヒーショップに就職し、働きながら技術を向上させます。バリスタの育成に積極的な企業もあるので、興味のある方は探してみましょう。

バリスタになるために必要な資格はありません。ただ、資格を持っていることは、バリスタとして一定の技術があることの証明となります。これからバリスタを目指す方やスキルアップを考えている方は、資格の勉強をしておいて損はないでしょう。また、バリスタには技術を競う大会も存在します。ある程度経験を積んだらチャレンジしてみるのもおすすめです。

未経験の方は特に、専門学校に行くのもおすすめです。基礎をしっかりと学ぶことで現場に出ても即戦力の人材になれるでしょう。独学ではできないグループ実習ができることや、疑問があればすぐに質問に行ける環境も魅力です。

コーヒーに関する資格は多数

バリスタとして持っておきたい、コーヒーに関する資格は多数あります。ここでは、資格の一部をご紹介します。

UCCコーヒープロフェッショナル

UCCアカデミーが行う講座を修了した後に受けられる試験です。試験に合格したらUCC公認アドバイザーとなれるのがメリットです。カフェで働くときはもちろん、コーヒー教室を開講する際にも役立ちます。また、UCCコーヒー博物館の金のプレートに名前が刻まれます。

筆記試験のほかにドリップや味覚表現などの実技試験があります。合格率は低めなので、受験の際には事前の勉強が不可欠です。

JBAバリスタライセンス

JBAとは「日本バリスタ協会」の略称です。JBA認定校にて講座を受講したあと、試験が受けられます。ただし、この講座はすでに実務経験があるか、JBA認定校が開催している別のカリキュラムの必須課程を修了していないと受けられません。ある程度知識がある方向けの試験となります。

資格にはレベル1からレベル3まであります。もっとも難しいのがレベル3で、取得すればバリスタとして総合的に高い技術を持つことが認められます。

Qグレーダー

SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)が開催する、世界標準資格の試験です。海外でバリスタとして働くなら持っておきたい資格です。取得するとコーヒー豆の評価や、スペシャルティコーヒーの認定も行えるようになります。Qグレーダーの認定したコーヒー豆は認定証がつき高い評価が得られるため、世界中のコーヒー農家から評価の依頼が来るようです。

試験の難易度は高く、合格率はかなり低くなります。しかも受験費用は約30万円と高額です。試験期間は6日間で、8科目19試験を行います。受験するだけでも大変ですが、その分取得したら大きなアドバンテージになるでしょう。

Qグレードは一度資格を取れても、3年ごとの更新が必要になります。そのため、日々新しい知識を取り入れ。自分を高め続けなければいけません。コーヒーのプロフェッショナルとして生きていきたい方にはおすすめの資格といえるでしょう。

おわりに

バリスタはカフェでお客様に美味しいコーヒーを提供する仕事です。カフェで働きながら修行する方法もありますが、専門学校に通って詳しい知識を学んでいくのもおすすめです。

東京ベルエポック製菓調理専門学校では、コーヒーの基礎や高い専門技術に加え、最新の流行メニューを取り入れた授業もとり行なっているので、応用力や創造性を身につけることがきます。
また、現場レベルの最新設備を使用・学内店舗実習で経験を積むことによって実践力を磨くことができるので、実際の現場に出ても即戦力として働くことができます。

東京ベルエポック製菓調理専門学校の学科

  • パティシエ・調理師 Wライセンス科
  • パティシエ科
  • 調理師科
  • フードビジネス科

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