パン職人（ブーランジェ）になるには？

2025 年 6 月 9 日 | コラム

ブーランジェとは？

「ブーランジェ」はフランス語で、「パン職人」を意味する言葉です。
パンやバゲット、クロワッサンなどを作る職人を指します。

ブーランジェになるには？

ブーランジェになるには、以下の方法があります。

①製パンの基礎を学ぶ

専門学校でパン作りの基礎から衛生管理や発酵など、知識と技術を学びます。
また、専門学校に通わず、パン屋での見習いやアルバイトとして現場経験を積み、技術を学ぶ人もいます。

②現場経験を積む

実際のパン屋やベーカリーで働きながら、成形や発酵、焼成の技術を磨きます。数年働いてスキルを身につければ、責任者や独立を目指すこともできます。

③資格取得

日本でブーランジェを目指すのに資格は必須ではありませんが、「製菓衛生師」や「パン製造技能士」を取ると、信頼につながったり就職に有利になります。

④海外で学ぶ

本場フランスで修行することも、日本での高い評価につながります。
フランスでは国家資格の「CAP Boulanger」を取得するのが一般的で、職業学校や見習いとして学びます。

就職先はどんなところがある？

ブーランジェとしての就職先は多岐にわたります。それぞれ働き方や作るパンが異なるので、自分のやりたいことや目標に合わせて就職先を選びましょう！

①街のパン屋さん（ブーランジュリー）

地域に密着したパン屋さんで、調理パンや菓子パンなど幅広く作ります。少人数なところが多いので、仕込みから接客まで幅広く経験することもできます。

②ホテルのベーカリー部門

ビュッフェやレストラン用のパン、焼きたてのクロワッサンなどを提供します。衛生管理や精密な製法が求められ、プロ意識も必要です。大規模なチームとなり、分業制の場合が多くあります。

③カフェ・レストラン併設型のパン屋

パンと一緒に、料理やドリンクも提供するのが特徴。トレンドにあったメニュー開発が求められ、見た目や食べやすさも重要になります。SNS映えやブランディングも重視されることが多くあります。

④大手パンチェーン店

大手であれば、研修制度やマニュアルが整っており、未経験でもスタートしやすいのが特徴です。店長やマネージャーへのキャリアアップの道もあります。独創性よりは、品質の安定や量産が重視される傾向があります。

⑤製パン工場

量産ラインでの作業が中心で、職人技よりも生産管理の要素が強くなります。シフト制や夜勤があることも多くなります。

⑥海外のパン屋・レストラン

本場フランスをはじめ、アジア圏でもブーランジェは人気の職業です。語学力やビザが必要となりますが、経験や修行を積むにはとてもよい環境です。

ベルエポックでブーランジェを目指せる！

製パンの技法や知識は、専門学校で学ぶのがオススメ！
東京ベルエポック製菓調理専門学校のフードビジネス科では、2年次に選択できる「カフェ・パン・スイーツ専攻」で詳しく学ぶことができます。
国家資格である製菓衛生師はもちろん、パン製造技能士の資格取得も可能！
学内外での総実習時間は1518時間以上で、店舗で販売する実習もあり、製造から接客まで幅広く学びます。
フランスの伝統的なパン製法を守るシェフから学ぶこともでき、ブーランジェとして将来活躍するための力を身につけることができます。