オープンキャンパスに参加して進学先を決めよう！
近年ではめずらしくなくなったオープンキャンパス。実は、日本でオープンキャンパスがはじまったのは最近のことです。このイベントに参加すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、オープンキャンパスに関するさまざまな情報をお届けします。
オープンキャンパスとは？ 参加するメリットはある？
オープンキャンパスとは、学校が入学者を増やすために行うイベントのことです。その学校に進学を考えている方やご家族を呼び、校舎見学や体験授業などをします。学校にもよりますが、教師や学生と直接話せる機会を設けている場合もあります。
開催する時期は学校によって違います。中には一年中オープンキャンパスを受け付けているところもあります。たいていは初夏から夏休みにかけて開催しているようです。
日本でオープンキャンパスがはじまったのは、1990年前後だといわれています。それまでは、パンフレットのような紙の資料だけで進学先を決めるしかありませんでした。少子高齢化で学生の数が少なくなっていくという懸念から、各学校がそれぞれの魅力をもっとアピールして入学者を増やそうと、オープンキャンパスがはじまったそうです。最初は大学のみでしたが、徐々に専門学校や高校でも行われるようになります。
現在、オープンキャンパスは、進学先の決定において重要なイベントとなっています。パンフレットやホームページをみるだけではわからなかったことも、オープンキャンパスでは気づくことができます。入学したときの状態が想定しやすく、疑問はその場ですぐに説明してもらえるのもメリットです。進学先を決めかねている方にとっては、特にオープンキャンパスの参加がおすすめといえます。
調理専門学校のオープンキャンパスでは
オープンキャンパスの内容は、学校や学科によってさまざまです。最近では、国公立・私立問わず、趣向を凝らしたイベントが盛り込まれる傾向にあります。
調理系の専門学校のオープンキャンパスでは、施設見学や模擬授業などに加え、調理実習の体験もできるところがほとんどです。実際に授業で調理する際の雰囲気や、授業内容の質、使用している設備などを一度にチェックできるでしょう。調理系の専門学校に進学を考えているなら、オープンキャンパスで調理実習を受けておくのがおすすめです。
オープンキャンパスの調理実習に参加する際は、必要なものがないか事前に確認しておきましょう。エプロンや上履きなど、自分で用意しなければならない学校もあります。食材や光熱費などの費用に関しては、実費を支払うところもあれば、学校側が負担してくれるところもあります。持って行くものが多い場合は、忘れ物に気をつけて当日を迎えましょう。
専門学校のオープンキャンパスは社会人でも参加可能！
専門学校や短期大学、大学などのオープンキャンパスは、社会人の参加者もめずらしくありません。一度社会に出たものの、再び何かを学ぼうと意欲を持った方々が集まります。
社会人の場合は制服がないため、オープンキャンパスの服装に悩む方も多いのではないでしょうか。不安な方は学校のホームページやパンフレットなどで確認しましょう。何も指定がないときは、シンプルなビジネスカジュアルが無難です。スーツでも良いですが、体験実習がある場合、動きにくい可能性もあります。
バッグに関しては、通勤の際に使っていたもので問題ないでしょう。ただ、オープンキャンパスでは資料をもらう機会がたくさんあります。大きめのサブバッグを準備しておくのをおすすめします。
また、現在も社会人として働いている方は、オープンキャンパスの日程によっては参加できないことがあるでしょう。そういったときはあきらめず、個別の学校見学を申し込んでみてください。たいていの学校では対応してくれるでしょう。
オープンキャンパスで気をつけたいことは？
オープンキャンパスは、予約制となっている学校がほとんどです。行きたいところは事前に調べ、予約を済ませておきましょう。ただ、参加人数に余裕があれば、予約締め切りを過ぎてからでも受け付けてもらえる場合がありので、予約が間に合わなかった場合は、一度学校へ問い合わせてみましょう。
学校によっては、参加者からのさまざまな質問に答えてくれる時間があります。中には、一人ひとりに個別相談の時間を設けている学校もあるようです。時間を無駄にしないよう、質問したいことは事前に考えておきましょう。また、学校見学中、疑問に思ったことはすかさずメモしておきましょう。メモを見返しながら質問できるため、聞き忘れがなくなります。
おわりに
オープンキャンパスは、学校選びにおいて貴重なイベントです。できる限り参加して、進学先決定に役立てましょう。
東京ベルエポック製菓調理専門学校の学科
